【DELL】New Latitude5520 メモリ増設/SSD換装など

PC関連

こんにちは、Ryoです。
今回は15インチモデルのノートPCで小型且つ軽量化されたLatitude 5000シリーズの5520プレミアムモデルを購入しましたので、メモリ増設による入れ替え手順やSSD(ソリッドステートドライブ)のクローン作業~交換方法、Crystal Disk Mark測定結果の比較などについて書いていきたいと思います。

スポンサーリンク

1.PC概要

狭額ベゼルということもありディスプレイの視認性もよく、15インチモデルでありながら小型軽量化されていて携帯性もよさそうです。

このNew Latitude 5000シリーズは製紙副産物を活用していてトップカバーには植物由来のバイオプラスチックが21%使用されているようですが、外観はタイタングレー仕上げで質感もよく、高級感があります。

キーボードは標準でバックライトキーボードなので視認性もよく、またキータッチ感もソフトで硬すぎず打ちやすい印象です。

ポートやスロットについては左から「microSD4.0メモリーカードリーダー」「グローバルヘッドセットジャック」「USB3.2(PowerShare対応)」「USB3.2」「HDMI2.0」「RJ45」「ウェッジロックスロット」

「Thunderbolt 4(Power DeliveryおよびDisplayPort対応)(USB Type-C)」「Thunderbolt 4(Power DeliveryおよびDisplayPort対応)(USB Type-C)」となっています。

その他仕様については以下の通りです。

項目仕様
プロセッサーインテル Corei5-1135G7(4コア,8Mキャッシュ,ベース2.4GHz,最大4.2GHzまで可能)
オペレーティングシステムWindows10 Home/Pro(64bit)日本語/英語
ビデオカードi5-1135G7 Trans, インテル Iris Xe グラフィックス, Thunderbolt
Officeソフトなし/Personal/Home&Business/プロフェッショナル2019(日本語)
メモリー8 GB (1 X 8GB) 3200MHz DDR4 非-ECC
プライマリバッテリー3 セル 42Whr ExpressChargeTM Capable バッテリー
内蔵キーボードシングル ポインティング バックライト 日本語/英語 キーボード テンキーあり
ストレージM.2 256GB PCIe NVMe Class 35 SSD
追加ハードドライブPCIe NVMe Class 35:128GB、2230 PCIe NVMe Class35:256GB/512GB、2280 PCIe NVMe Class40:256GB/512GB/1TB/2TB
電源ユニット65W/90W/130W AC アダプター (USB Type-C) , EPEAT 認証
ネットワークアダプターインテル Wi-Fi 6 AX201 2×2 .11ax 160MHz + Bluetooth 5.1
ワイヤレスドライバワイヤレス インテル AX201 WLAN ドライバー
ディスプレイ15.6インチ FHD (1920×1080) 非-タッチ, 非光沢, IPS, 250nits, WLAN/WWAN, HD カメラ
寸法高さ:19.87 mm × 幅:357.8 mm × 奥行き:233.3 mm
最小重量1.59kg

M.2 SSD搭載モデルであり初期状態であっても快適に動作しますので、とても扱いやすく価格に見合うノートパソコンだと思います。

以上がPC概要になります。

2.増設作業、換装手順

◆購入機器

増設用のメモリとしてPC4-25600(DDR4 3200MHz)8GB ×2枚、Cドライブの換装用としてM.2 NVMe SSD980を購入しています。

メモリはDDR4 3200MHzが標準で1枚セットされているので16GBにしたい場合は8GB×1枚購入して取り付けても問題ないのですが、私の場合は念の為にデュアル動作では同メーカーでのメモリで統一するようにしているだけです。

記事作成時点では購入して使用した8GBメモリが品切れにより、下は16GB×2枚となっています。

またはシリコンパワー製でも良いと思います。

M.2 SSDについては今回Samsung製の980 1TBを使用しています。

◆Cドライブのクローン作業(複製処理)

SSDを換装するのでOSを含む既設Cドライブを購入したM.2 SSDへ複製します。この複製作業を行う上では今回Samsung製SSDなので公式HPから「Data Migration」をダウンロード&インストールして行います。

公式のData Migrationが正常に動作しない場合やSSDメーカー専用ソフトを利用せずにクローン化を行いたい場合は以前に投稿した記事内に「Windowsバックアップを利用したクローン作業手順」を書いていますので、よろしければご参考までに。

【DELL】Vostro 15 3000(3500) メモリ増設/SSD換装など
こんにちは、Ryoです。 今回は廉価モデルですがコストパフォーマンスに優れるDELLのノートパソコンVostro15 3000(3500)を購入していますので、メモリの増設や既設HDD(ハードディスクドライブ)からSSDへの換装についての...

このPCは設定で「暗号化」が「オン」になっていますので、先ずはそれを解除しておきます。暗号化された状態でData Migrationを使用してクローン処理を実行しても0%から進むことはありませんので、ご留意ください。

購入したM.2 SSDへデータを移すにはPCに接続する必要がありますので、NVMe用ケースなどを使用して接続します。私はORICO製のケースを使用しており、詳細については以前に記事を投稿しているのでご参考までに。

【ORICO】NVMe M.2 SSDケースレビュー(搭載手順/使用感など)
こんにちは、Ryoです。 外付けストレージと聞くと2.5HDD(SSD)/3.5インチHDDが主流でしたが、最近ではM.2 NVMe SSDを外付け化するケースも登場していて理論値最大10Gbps(USB3.1Gen2)の高速ストレージを...

後はData Migrationを起動させてターゲットドライブに外付けのSSDを選択し「開始」すればクローン処理を実行します。

クローン処理が完了すれば自動的にシャットダウンされます。

◆メモリ増設作業

このPCのプロセッサー情報からインテルの公式HPを確認すると最大メモリーは64GBとなっています。

セットアップマニュアルでも同様に64GB maxとなっており、第11世代インテルCore i5モデルであれば3200MHz対応になりますので、仕様に沿ったメモリを選定~購入して準備します。

手順ですが、先ずはベースカバー(底面部)を外していきますので赤丸部8本のネジを緩めます。

私は手持ちのマイナスドライバーを使用していますが、キズを付けないようにプラスチック製のスクライブ等を使うほうが無難です。下の画像の位置奥側に切り欠いてある部位があり、その辺りからベースカバーをこじ開るとスムーズに外れます。個人的には前Latitudeシリーズに比べるとかなり外しやすくなっていると思います。

カバーを外すと中央付近にメモリスロット、その上にM.2 SSDスロット(右側:Cドライブ、左側:2ndドライブ)、上部にバッテリーとなっています。

先ずはバッテリーを外していきますので、赤丸部のネジ2本とボードに接続されているコネクタを取外します。

ボードに接続されているコネクタは上に引き抜くようにして外します。

2本のネジと接続コネクタを外せばバッテリー本体を取り外せます。

バッテリーを取り外した後、既設のメモリを取り外します。メモリはスロットの両サイドのロックを外側に広げるように外すと、メモリが持ち上がるのでそれを取り外します。

用意したメモリを空いたスロットに差し込んでいきます。

スロットに差し込み、下に押し倒していくと両サイドのロックがカチッと嵌ります。

その際に赤丸に示す部位の状態がメモリ切り欠き部にロックのツメが収まっていることを確認します。しっかりセットしたつもりでもズレていることがありますから、この点は注意しておいた方が良いです。

セット状態に問題なければ、メモリ増設作業としてはこれで完了です。

◆M.2 SSD換装作業

先程クローン作業を行なったSSDと入れ替える作業を行ないます。Cドライブとして認識されているストレージはSSD1側のスロットなので、バッテリー接続コネクタの右側に位置するスロットになります。取り外すには赤丸部のネジを緩めます。

ネジを緩めるとM.2 2230SSDが持ち上がるので、それを取り外します。その時に固定用の部品(水色)はM.2 2280には使用しませんので外しておきます。

スロットに用意したSSDを差し込み、ネジで固定します。

SSDの換装作業はこれで完了です。ちなみM.2 2230SSDを固定していた水色の部品は2ndドライブにM.2 2230型を取り付けたい時に使用できるものなので保管しておくと良いと思います。もし紛失してしまうとDELLでは殆どの場合、この類の部品を単体で販売してもらえませんからご注意を。

後はバッテリー、ベースカバーを元通り取り付ければOKです。この時に忘れがちなのがバッテリーのコネクタ接続なので注意します。

◆電源投入~BIOS設定(boot設定)

電源投入後、メモリを交換しているので以下のような警告が表示されますがContinueで大丈夫ですが、起動ドライブを設定する必要があるので「BIOS-Setup」を選択します。

BIOS Setupが立ち上がったら左側のメニュー一覧から「Boot Configuration」を選択します。

Boot Configuration画面では今回換装したSSD(この場合はSamsung SSD 980 1TB)を右側の▲を押して最上位に移動させます。これでPC起動時の最優先ドライブとなります。

設定したら画面下部にあるApply changes⇒OKと押して変更内容を反映し、右下の「EXIT」でBIOS画面を抜けます。

その後、特に問題なくPCが立ち上がると思います。

◆PC起動後の状態確認~AHCIモードへの切替

ノートパソコンが起動後に増設したメモリの状態や換装したSSDの認識状態をタスクマネージャーで確認すれば画像のように認識されていると思います。この状態でも使用はできるのですが、Samsung製SSDの動作推奨条件を現時点では満たしていないので、その対応を行います。

今回換装したSSDはSamsung製なので、今後活用する上でも専用ソフトウェアの「Samsung Magician」をダウンロード&インストールします。

インストール後にSamsung Magicianを起動して確認すると、おそらく以下のように警告表示されていると思います。

Samsung NVMeドライバーは2021.4月時点で今回使用している980は未対応になっています。なので、公式HPからダウンロードしてインストールしても適応されません。

また、DELLのPCはBIOSの初期設定で「RAID ON」環境になっていますが、Samsung SSDは「AHCI」で動作保証されていますので、BIOS設定を変更していきます。この設定を変更することで上述のDriverは自動的にMicrosoftドライバーに変更されます。

BIOS設定を変更するので、PCを再起動してF2キー連打によりBIOS設定画面を表示させます。その後メニューから「Storage」を選択して「AHCI/NVMe」にチェックします。

チェック後に表示された画面では「Yes」を押し、その後画面下部の「Apply Changes」⇒OKと押してから右下の「Exit」でBIOS設定を終了します。

その後数回(3回前後)ブルースクリーン画面となり自動的に再起動が繰り返されます。

再起動が複数回実行された後に以下画面になりますので「Press F8 for Startup Settings」に従い「F8」キーを押します。

F8キーを押すとスタートアップセッティングの項目が表示されますので、「F4」キーまたは「4」キーを押してセーフモードを起動させます。

これでセーフモード状態のPCが普通に立ち上がりますので、そこから再起動を行えば通常通りPCが起動します。

PC起動後にSamsung Magicianで確認すれば警告表示は解消され、NVMeドライバーもMicrosoftが適用されていると思います。

これでSSD換装による環境設定も完了なので、全ての作業が完了になります。クローン処理の際に行った暗号化オフをオンに戻し、インストールしたData Migrationはアンインストールしても大丈夫です。

3.Crystal Disk Mark測定

換装前後でのストレージ転送速度をCrystal Disk Markで測定した結果は以下の通りです。

◆換装前:既設SSD(NVMe PM991a Samsung 256GB)

◆換装後:Samsung SSD 980 1TB

SSD搭載モデルなので初期状態でも普通に速いのですが、換装することで体感的には更にレスポンスが良くなっている感があります。また、以下の測定結果は2ndDriveとしてオプションで増設したSSD(Dドライブ)のデータになりますので、ご参考までに。

≪参考≫2nd Drive増設分:KIOXIA KBG40ZNS 256G

4.まとめ

こうして一連の流れを文章で書いてみると複雑そうに見えますが、実際の作業はそれほど難しいこともなく、私の場合は写真を撮りながらでも所要時間としては1時間前後だったと思います。



このPC自体の基本性能も相まって軽快に動作してくれますから、扱っていても気持ちが良いので必然的に作業効率があがります。上にも書きましたがLatitudeの前シリーズよりもカバー取り外しなどの作業的な要素がかなりスムーズなので扱いやすい印象ですから、また機会があればLatitudeシリーズも購入していきたいと思います。

以上、New Latitude5520 メモリ増設/SSD換装などについてでした!今回の記事が何かの参考になれば幸いです。

Ryo

タイトルとURLをコピーしました