こんにちは、Ryoです。
1984年に発売されたニック・カーショウさんのセカンドアルバム「ザ・リドル」ですが、シングルカットされたアルバム同タイトルの「ザ・リドル」が当時大ヒットしており広く知られていると思います。今回はこのアルバムについて回顧していきたいと思います。
1.はじめに
当時ChicagoやTOTOを聴くことで洋楽に傾倒していったわけですが、その時に友人から新たに紹介されたのがニック・カーショウさんでした。友人曰く「聴けばわかる!この心地よさと不思議な世界観」とテープを貸してくれました。
帰宅後に早速再生すると1曲目の「Don Quixote(ドン・キホーテ)」が再生され、冒頭は今まで聴いたことのない不思議な感覚・心地よいリズム感・・・と思っていた矢先にニックさんの歌声で!!??(どこから声が!?)と衝撃を受けたことを今でも覚えてます。
なかなか適切な表現が思い浮かばなくて歯痒いところですが、全体的にとても風変わりな印象を受けつつ、でも心地よさ・カッコよさ・やさしさも併せ持っているようなアルバムで、どれだけ時間が経ってもふと聴きたくなる1枚だと思います。
2.「The Riddle」について
このアルバムは全体的に完成度が高くてどれも好きな曲ですが、その中でも特に好きな曲を紹介していきたいと思います。
◆Don Quixote(ドン・キホーテ)
Youtube : Don Quixote(ドン・キホーテ)
上でも触れましたがとにかく独特なテンポの曲調が最大の特徴だと思っています。私は一番初めに聴いたのがこの曲なので、一気に引き込まれました。一度聴くと耳から離れない。。。という曲です。
◆You Might
ロック色の強いカッコいい曲なのですが、この曲調とニックさんの歌声が絶妙な良さを引き出していて聴いていて何か楽しい気持ちになる曲です。
◆Wild Horses
この曲もまた独特なテンポですが、繰り返されるサビの部分が何故か穏やかな気持ちにさせてくれると言いますか、とても不思議な感じの曲です。
◆The Riddle(ザ・リドル)
この曲は当時大ヒットしているのでニック・カーショウさんを知らなくても聴いたことがあるのではないでしょうか。イントロ部分の儚げで美しいメロディに先ず心を掴まれます。そして淡々と曲が進み、美しく流れるようなサビで更に引き込まれる名曲だと思います。
◆Wide Boy(ワイド・ボーイ)
この曲もシングルカットされているので聴いたことがある人も多いかと思います。先ずイントロが特徴的でカッコよかったので当時は一番印象に残った曲でした。曲調も独特ですが歌詞もまた非常に独特で耳に残ります。余韻を感じさせるラストも好きです。
その他の曲では「Easy」や「Know How」もおすすめです。
3.おわりに
当時はこれまでに聴いたことのない音楽と出会ってかなり嬉しくて興奮していた気がします。レコード盤を購入した時のジャケットのカッコよさも相まって、その時から今でもニック・カーショウさんは大好きです。
このアルバムで見事に嵌ったので1stアルバムの「Human Racing」も聴きたくなり、その後直ぐに購入してまた衝撃を受けた記憶が蘇ってきます。なので次回はニック・カーショウさんの1stアルバム「Human Racing」について解雇していきたいと思います。
以上、Nik Kershaw「The Riddle」の回顧録でした!