こんにちは、Ryoです。
今ではWiFiを使用して機器を無線接続するのも日常のことですが、場所によって死角ができてしまって繋がりにくくストレスを感じることもありますよね。そんな時に重宝するのが中継機なのですが、今回バッファロー製の無線LAN中継機を購入~セッティングしましたので、その内容について書いてみたいと思います。
1.中継器本体概要
タイトルにも書いていますが、「バッファロー Wi-Fi中継機 11ac 866+300Mbps AirStation WEX-1166DHP2」になります。
これの良い所は「コンセント直挿し」も出来ますし、延長コードもついているので設置手段の幅が広いところが個人的にはお気に入りです。
◆主要スペック
<対応OS(Windows)>
10(64/32)/8.1(64/32)/7(64/32)/Vista(64/32)
<対応OS(Mac)>
Mac OS X 10.11/10.10/10.9/10.8/10.7/10.6/10.5
<対応OS(Android/iOS)>
Android 2.2以降、iOS 5以降
<無線LAN準拠規格>
11ac/11n/11a/11g/11b
<データ転送速度>
866M(11ac)、300M(11n)、54M(11a、11g)、11M(11b)
<有線LAN部:端子数1>
1000BASE-T、100BASE-TX、10BASE-T
<電源>
AC100V 50/60Hz、最大消費電力:12W(最大)
<外形寸法(幅×高さ×奥行)>
本体のみ:160×80×28mm
<重量>
約253g
このようになっており、サイズとしてはやや大きめですが邪魔になるほどではない気がします。対応OSも幅広いですから、ほぼ網羅出来ますね。
直挿しではなく据置型として使う場合のスタンドも付属しています。
2.セッティング
大多数の方がWPS/AOSSボタンで設置するでしょうし、その場合の方法は特筆する内容も無いと思いますから割愛します。この場合付属マニュアル通りですんなり出来ると思います。
私の場合、何故かWPSで上手く接続できなかったこともあり「親機に手動で接続」していますので、その内容について書きます。
①事前準備
まず、当然ながら接続する親機の接続IDと暗号化キーを確認しておきます。
この接続方法では、無線接続できるパソコンやスマートフォンなどの端末が必要ですので、併せて用意します。
次に中継器本体の5GHz/2.4GHzスイッチを「2.4GHz」に切替えます。
次に出来る限り親機の近くにあるコンセントなどに挿し、中継器の電源をONします。
1~2分待つと以下の状態になります。
この状態になれば準備としてはOKです。
②親機への接続
次に準備した無線接続できるPCやスマートフォンなどのWiFi設定や一覧などから「!Setup-A-***」又は「!Setup-G-***」を探し、接続します。
私の場合は環境が悪いのか、何回かリロードを繰り返したりして上述が表示されましたから直ぐに表示されないような時は少し待ってみてリロードすると良いかもしれませんね。
接続できたらブラウザのアドレス欄に「192.168.11.210」と入力して実行(Enter)します。
実行すると以下画面になりますので、初期設定であるユーザー名「admin」、パスワードに「password」を入力して、「ログイン」します。
ログイン後の画面で「無線親機を選択してつなぐ」をクリックします。
「接続先を選択する」を選択し、親機のSSIDを選択します。
選択後、親機の暗号化キーを入力して「設定」をクリックします。
接続の設定が完了するまで約2分ほど待ち、完了すると以下画面になります。
この画面が表示された後に、少々待つと中継機本体のランプが以下のようになると思います。
最初に橙色だった親機接続ランプが緑色になればOKです。
ここまで設定出来れば、後は電源をOFFにして実際に使用したい場所に中継機を設置し、 付属のセットアップカードに記載されている 「Extender-A-XXXX、又はExtender-G-XXXX」を一覧から探して暗号化キーを入力し、接続します。
3.実使用上の感想
本機を付けることで、これまで途切れることが多かった場所でも安定するようになりましたので、快適に使用できていますね。日によって通信がやや不安定を示す親機との接続ランプ点滅になったりしていますが、接続自体に支障があるようなことはまだ無いので私の使用環境では問題ないようです。
後は環境によって様々なので一概には言えないのですが、中継することで若干の速度低下はあるように思えます。あからさまな低下では無いので実使用上は問題ないと思いますが、その点を気にする場合や速度に関しては譲れない!という場合は注意が必要です。
本機の目的である無線を中継するという点では、問題なく働いてくれるので総合的には良いものと個人的には思います。
4.まとめ
2.4GHzは障害物に対して強いですが、5GHzは弱いので中継器を使うことで本来の効果を発揮してくれるように思います。今回ご紹介している中継機自体は使用もセッティングも簡単ですから困ることはないと思いますので、機会があればぜひご検討くださいませ!
以上、【WiFi無線LAN中継機】WEX-1166DHP(BUFFALO)レビューと雑感でした!
今回の記事が何かの参考になれば幸いです。
Ryo