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【洋楽回顧録】#4 Nik Kershaw「Human Racing」

娯楽や趣味の部
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こんにちは、Ryoです。
前回の#3でNik Kershawさんの「The Riddle」を聴いた当時は衝撃を受け、その独特な音楽に魅了されて1stアルバムである「Human Racing」をすぐ買いに行った記憶があります。今回はその「Human Racing」について回顧していきたいと思います。

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1.はじめに

Human Racing

このアルバムは1984年2月に発売されていて、ニック・カーショウさんのデビューアルバムにして最も商業的に成功したものでもあるようです。確かに今聴いてもとても新鮮に感じる気がします。

シングルカットされた「Wouldn’t It Be Good」は4位、「Dancing Girls」は13位、「I Won’t Let the Sun Go Down on Me」は2位、アルバムタイトルと同名曲「Human Racing」は19位となっています。

当時は情報を得る手段が多くなかったこともあって上述のような背景は理解していなかったものの、すっかり魅入られていた私は迷うことなく購入してました。

思い返すとこの頃はジャケットのカッコよさやインスピレーションで購入したりすることが多かったので聴く楽しみもガッカリ感も今の数倍あったように思います。

2.「Human Racing」について

全体的にどの曲も耳に心地よくて商業的に最も成功したことが頷けるアルバムなのですが、その中でも私が好きな曲を紹介していきたいと思います。

収録曲は「Dancing Girls」「Wouldn’t It Be Good」「Drum Talk」「Bogart」「Gone to Pieces」「Shame on You」「Cloak and Dagger」「Faces」「I Won’tLet The Sun Go Down on Me」「Human Racing」です。

◆Shame On You

YouTube : Shame On You

最も衝撃を受けた曲で冒頭から!?!?となります。不思議なことにニックさんの場合はそれが自然で且つカッコよく聴こえてくるので、これと同じことを自分がやったら失笑しかされないだろうなとか思った記憶があります。

独特と言う言葉がピッタリくる曲でサビの感じも好きですが、和訳するとタイトル名は「恥を知れ」ってことでしょうから、それを踏まえて聴くと更に良いですね。

◆I Won’t Let the Sun Go Down on Me

YouTube : I Won’t Let the Sun Go Down on Me

この曲はけっこう政治色が強いようなのですが、曲調も相まって何かほのぼのとした感じにも聴こえます。とてもメロディーが軽快なので心地よく聴ける名曲だと思います。当時初めて聴いた時は曲調がとにかく耳に残って不思議な感覚でした。

◆Dancing Girls

YouTube : Dancing Girls

当時の私が初めて聴いた時は音が縦横無尽に駆け巡っていく感覚と言いますか、音楽の幅広さや凄さを見せつけられたような感じがしました。曲調もリズミカルで聴いていて気持ちの良い曲だと思います。

◆Wouldn’t It Be Good

YouTube : Wouldn’t It Be Good(恋はせつなく)

独特のメロディーとニックさんの歌声が相まって邦題の通りせつない感じのバラードになっています。当時よりも歳を重ねた今聴いた方が一層曲の良さを感じるように思います。色褪せない名曲です。

特に好きな曲は上の4つですが、その他の曲も独創性に溢れていて新鮮に聴けますので全体的に楽しいアルバムだと思います。

3.おわりに

当時はインターネットもなくTVでもベストヒットUSAぐらいなので、ラジオを聴いていて好きな曲が流れると妙に嬉しかった記憶があります。そんな中でニック・カーショウさんの曲は一度聴くと耳にとても残るので、車などで曲を聴いていると友人が!!聴いたことがある!となることも多いです。



今改めて聴くと当時とはまた違う受け止め方で聴けますので、いつまでも新鮮に思えるのはそういうことなんだろうなと思います。

以上、ニック・カーショウさんの「Human Racing」についてでした!次回はジョン・パーさんのアルバム「Naughty Naughty 」と大ヒットした有名曲「St. Elmo’s Fire (Man in Motion)」について回顧していこうと思います。

Ryo

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